提供:小笠原太鼓同好会
小笠原太鼓の元祖は、伊豆諸島の八丈太鼓。戦前の太鼓は、一年間働いた母島の大人たちが、島の祭りの楽しみとして叩くものでした。返還後の娯楽のない島で、昔の親の見よう見まねで仲間たちとドラム缶を叩いてみたことが、今の小笠原太鼓のはじまりでした。最初の決まりごとを教えた後は、自分なりの個性を打ち出していくのが小笠原太鼓。ぜひ一度、本物の音を聴いてください。
(佐々木政治/小笠原太鼓同好会)