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いつまでも当たり前でいて欲しい、母島の象徴的な鳥。

ハハジマメグロ

母島列島にのみ生息する、メジロよりひと回り大きめのハハジマメグロ。小笠原は実は鳥の種類自体は少なく、それぞれが独自の適応を遂げているのが特徴です。島に陸生の捕食者がいなかったため、鳥と人との距離が近く、かなり接近を許してくれます。このメグロのように島では当たり前でも、全国的には希少種も多い小笠原。ありふれた鳥が、50年後もありふれているようにしたいです。

(葉山雅広/鳥類研究者)

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