ウミガメの中でも愛嬌のあるかわいさが魅力のアオウミガメ。小笠原では誕生から次の産卵までのすべてのサイクルを見ることができ、生命の力強さを感じることができます。また保全活動と共に、亀食も欠かせない島の文化として根付いており、島民とウミガメとの距離の近さも特徴です。この自然を活かしながら、ウミガメにとっても人にとってもより良い環境をつくれるよう、島の中から働きかけていきたいです。
(若月諒介/小笠原海洋センター)